2015年11月日本公演ツアー



米国と日本人の歴史と活動を音楽を通じて日本で伝えるために
ミニドカスイングバンドは2015年11月に日本公演ツアーに行く事になりました。
実現のためサポートをよろしくお願いします。

オンラインで寄付をお願いしています。

プロモーションビデオを作成しましたのでご覧ください。



黒煙が巻き上がる
青空を突き抜けて
冬の寒気が
   骨をも凍らす
これがミニドカだ

マンザナー強制収用所 2014年
マンザナー強制収用所 1942年

1942年12万7千人の日系人が強制収容所に入れられた。
アメリカの最も過酷でかつ隔離された場所10か所に強制収容所が建てられた。

全日系人に告ぐ

市民権の有無にかかわらず全ての日本人は1942年4月7日火曜日正午までに立ち退きを命ずる。

ここは白人の街だ
ジャップは無用!

憎しみ

多くの人が家も仕事も奪われた

自由が戻るのはいつ?   誰にも分からない

米国西海岸に住む全日系人の中には4年もの強制収容所生活を余儀なくされた。
その62%がアメリカ市民であった。
収容所の中で適切な医療や精神的ケアを受けられぬまま何百人もが亡くなった。

配給食糧は一人48セント
働ける大人は1日5ドル支給された。
”囚人達”は水回りも外壁もない粗末な仮屋に住まわされた。

”囚人達”の半数は子供たちだった。
精神的、身体的トラウマが何万人の日系人に影響を与え続けた。
1980年カーター大統領は日系アメリカ人の強制収容所監禁が正当行為か否かの調査を始めた。
調査の結果、日本人、日系アメリカ人の米国に対する妨害や裏切り行為は見つからなかった。
1988年レーガン大統領は正式に政府の不当を謝罪し収容所の各生存者に2万ドルづつ賠償金を支払った。

典型的な仮設住宅布一枚の仕切り―カルフォルニア州マンザナー強制収容所

生活は誰にとっても過酷だった

家族が強制収容所で生活する中、3千人の若い日系アメリカ人の男たちは第442歩兵連隊として知られる特別戦闘部隊に召集された。
第442歩兵連隊は自営部隊でヨーロッパの最も熾烈な戦闘地域で戦った。
負傷兵は病院で完治も待たずに戦地へ戻った。
第442歩兵連隊の死傷率は314%
9,486個の名誉戦傷勲章(パープルハート)が3千人の負傷兵に分けられた。
第442歩兵連隊は21個の名誉勲章を授けられた。
それはアメリカ軍隊の歴史上最高の名誉連隊と讃えられた。
2010年10月5日当戦闘連隊は貢献を認められアメリカ議会最高のゴールドメダルを第百歩兵大隊及び軍隊諜報部所属の二世に与えられた。

自由を奪われた過酷な生活にもかかわらず。。。

  音 楽 が 演 奏 さ れ た!!!

”囚人達”は音楽を演奏し聴きそれに合わせてダンスを楽しんだ。それが収容所のモラルを高め米国への愛国心を示す事に役立った。
バンドはほとんど全ての強制収容所で演奏された。
The Jivesters
The Jive Bombers
The Music Makers
The Downbeats

Frances(Chickie) Ishihara White The Harmonaires
Frances(Chickie) Ishihara White Minidoka Swing Band

ミニドカ・スイング・バンドは2007年9月に結成された。
第二次世界大戦中強制収容所で生活を強いられた囚人達に捧げるため当時人気の高かった曲を中心に演奏している。
オレゴン州ポートランド市を本拠とするバンドは本人もしくは家族が強制収容所に入れられた経験を持つメンバー達が多く、全員が日系アメリカ・コミュニティーに何らかの関わりを持っている。

ラリー・ノボリ―バンドディレクター、リードアルトサックス、クラリネット
    アーカンソー州ジェローム強制収容所
ノーラ・スガイ・ボーグル―ボーカリスト
    アイダホ州ミニドカ強制収容所
ヘンリー・”シィグ”・サカモト―ボーカリスト
    アイダホ州ミニドカ強制収容所
ジョーイ、トッド&イレーン・ユズリハ
---両親、叔父及び祖父母が別々の収容所に入れられた。
 サカエ・テンマ―ツールレイク強制収容所、イレーンの母、ジョーイの祖母
 ヨーコ・オカノ―ハート・マウンテン強制収容所、トッドの母、ジョーイの祖母
 ソーイチ・ユズリハ―ミニドカ強制収容所、ジョーイの祖父

ミニドカ・スイング・バンドは非営利団体で全てアメリカ太平洋北西部都市の文化イベントの基金や寄付で成り立っている。

ミニドカ・スイング・バンドの目的は、日系アメリカ史上忘れてはならぬ重要な経験をナレーションや当時収容所で演奏された音楽を通じ後世に伝えることにある。

第二次世界大戦終戦70周年に当たり、2015年11月、日本全国各地の学校や公民館等にてミニドカ・スイング・バンド演奏会及び講演を通じ、日系アメリカ人の歩んできた歴史の事実を多くの日本の皆さまと共有させていだだけたら幸いです。

  ミニドカ・スイング・バンド

Facebook:www.facebook.com/MinidokaSwingBand
ReverbNation:www.reverbnation.com/minidokaswingband
www.minidokaswingband.com


音楽――ミニドカ・スイング・バンド

ラリー・ノボリ ―音楽ディレクター&指揮者、リード・アルトサックス&クラリネット
ジョージ・シンボ ―アルトサックス&ボーカリスト
マイク・ストラスマイヤー ―テナーサックス
ジョーイ・ユズリハ ―テナーサックス
イレーン・ユズリハ ―バリトンサックス
トッド・ユズリハ ―リード・トランペット
リック・ホーマー ―トランペット
カール・バックスター ―トランペット
テリー・バックスター ―トランペット
エリック・オルソン ―トロンボーン
アーヴゥ・ピーターソン ―トロンボーン
ダッグ・ハミルトン ―トロンボーン
マイケル・パワーズ ―バストロンボーン
ロニー・ドイ ―ピアノ/キーボード
ディヴィッド・トンプソン ―ベース
エリック・ピーターソン ―ドラム
ダッグ・カタギリ ―ギター
コウキチ・タガワ ―メロディカ、ピアノ&ベース
ノーラ・スガイ・ボーグル ―ボーカリスト
ジョー・ピーターソン ―ボーカリスト

ローラ・バックスター ―マネジャー
泰代・スタラスマイヤー ―アシスタントマネジャー

録音―マウンテン・エア・スタジオ オレゴン州ポートランド、リア・ナッシュ写真撮影所
タッチング・ザ・ストーンズ
 ―詩 「黒煙が巻き上がる」 シズエ・イワツキ
映画製作チーム
―マイク・ストラスマイヤー、泰代・スタラスマイヤー、邦子・リン、バレリー・カタギリ

著作権 (C)2014年ミニドカ・スイング・バンド


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